ある日、ポストに届いた水道局からの検針票を見て、私は自分の目を疑わずにはいられませんでした。普段の倍近い請求金額が記載されており、心当たりを探っても家族全員が節水を心がけていた時期だったため、何かの間違いではないかと考えたほどです。しかし、家中の蛇口をすべて閉めているにもかかわらず、水道メーターのパイロットがゆっくりと回り続けているのを確認した時、家の中のどこかで目に見えない漏水が起きているという現実を突きつけられました。慌てて家中を点検して回った結果、屋外の北側に設置されている給湯器の真下が常に濡れていることに気づき、そこからポタポタと絶え間なく水が漏れ出しているのを発見したのです。給湯器のカバーを外してみると、内部の配管の一部が錆びついており、そこから噴き出した霧状の水が機器全体を湿らせていました。これほどまでの水が、自分たちが気づかないうちに一昼夜絶え間なく流れ続けていたのかと思うと、資源の無駄遣いへの申し訳なさと、これからかかる修理代や水道代の支払いに暗澹たる気持ちになりました。すぐに業者を呼んで点検してもらったところ、原因はやはり経年劣化による内部配管の穴あきであり、修理部品の調達に数日かかると言われ、その間はお湯が使えないという不便な生活を余儀なくされました。この経験から学んだのは、給湯器は外から見ているだけでは異常に気づきにくいということ、そして水道料金の急増は家からのSOSであるということです。それ以来、私は定期的に屋外へ出て給湯器の周囲に水たまりができていないか、異音はしていないかを確認することを習慣にしていますが、一度痛い目を見ないとこうした設備の重要性には気づけないものだと痛感しています。分譲マンションや一戸建ての場合は、給湯器のメーカー、または設置を担当した施工業者、あるいは信頼できる水道修理業者に依頼することになります。突然のトラブルに対して、慌てて目についた業者に飛びつくのではなく、料金体系や実績をしっかり確認した上で依頼先を選ぶことが、二次的なトラブルを防ぐ秘訣です。
突然の給湯器水漏れで高額請求が届いた日